税金を知らないまま大人になった人へ
<確定申告と年末調整の違い>
今回のテーマです。
日本の義務教育では、税金についてしっかり学ぶ場がありません。
自分から興味をもって学ばなければ、人づての情報から税金のイメージを作っていき、それが間違っている可能性もあり、知らないこともたくさんあります。
税金は、知らないと損をします。
まずは、確定申告とは?年末調整とは?というところを今回は書きたいと思います。
国税庁の堅い言葉は使用せず、やわらかい言葉で書きたいと思います。
一言で説明すると
①確定申告とは
1年間稼いだお金は○○円です。なので、この税金を納めます。というのが確定申告です。
②年末調整とは
サラリーマンはその職場からしか収入が無いはずなので、会社が代わりに確定申告をしますよ。
これが違いです。
学生の頃に税金に興味なし、社会人になってサラリーマン人生。
こんな人は確定申告とは縁が薄く、逆に縁が無くて何もしなくても確定申告が終わっているのです。
しかし!
サラリーマンでも、パートでも、確定申告をすると得することがたくさんあります。
代表的なのが医療費控除です。
詳しくは後日記載しますが、ざっくり知っておいて頂きたいのは、
1月~12月までの医療費が10万を超えたら、確定申告をして税金を返してもらえる。
これは自分の医療費だけではなく、生計を一にしている人の医療費も含めてOKです。
ほかにも確定申告すると得する事はたくさんありますので、少しずつ紹介していければと思います。
確定申告て何か確定して申告して税金払うんでしょ?
年末調整って年末に調整して税金戻るんでしょ?
もっとかっこよく言いましょう。
確定申告は、1年間の所得を確定して、所得税を納めます。
年末調整は、年末に1年間の所得を確定して、徴収されすぎた所得税を還付してもらいます。逆に足りない場合は徴収してもらいます。
少しでもお役立ちできれば幸いです。